こんにちは。
GWも終わり、看護学生は病院実習がスタートして、かなり忙しい毎日を送られていることかと思います。慌ただしい中、気づいたら夏が終わっていて「国試対策の勉強ができなかった…」とならないように、実習と並行して、国試対策の勉強を進めていきましょう!それが合格へ最短距離となります。
今日は、夏の基礎固めについてお話しさせていただきます。
下の表は、東京アカデミーでリサーチ[第108回国家試験全受験者(63,603名)の3分の1以上、25,082名の自己採点データより]した第108回国家試験の一般問題科目別正答率です。
人体 | 疾病 | 社会保障 | 基礎看護 | 成人 | 老年 | 小児 | 母性 | 精神 | 在宅 | 統合と 実践 |
45.6 | 62.6 | 66.5 | 74.8 | 82.9 | 85.5 | 69.9 | 72.3 | 73.1 | 78.0 | 80.1 |
ご覧のように、専門基礎(人体・疾病)が一番得点できない科目となっています。看護学を勉強するうえで基本となる「人体の仕組み」と「病気の成り立ち」を受験生は一番苦手としているということです。
しかし、これらの分野の知識は、小児・成人・老年・精神看護の中で当然のように必要とされるわけで、これらの知識が抜けていると正しい看護(国家試験問題で言う正解)に導けません。
「人の体の仕組みと機能」を学び、「正常と異常」を理解し、そこから生じる「疾患」を把握し、治療・看護へとつなげていく ことが、科目を横断した勉強を言えます。
夏が終わり涼しくなってくると、受験生たちは一斉に過去問題や模擬試験問題の解き直しに入ります。その時に頭の中の準備が整っていないと、その問題の答えばかり覚えてしまって、勉強になりません。過去問題と全く同じ問題は出題されないのは言うまでもありません。
そうならないために、比較的時間の取りやすい夏の間に、しっかりと「人体・疾病」の基礎固めを行い、秋からの勉強に大きく役立てる必要があると考えています。
東京アカデミーの夏の期間に行う講習は、以下のように豊富なラインナップを取り揃えています。夏の間に大きく実力を伸ばしたいとお考えの方は、是非ご受講をご検討ください。
北九州校夏期講習ご案内はコチラ(北九州校HPにジャンプします)http://www.tokyo-ac.jp/lesson/720.html