みなさんこんにちは!
公務員担当の中川です
さて、今年の秋の公務員試験を受ける方にとっては残り半月、勉強もいよいよラストスパートの時期に差し掛かってきました。
公務員試験に向けて全力尽くし、合格を勝ち取りましょう
今回は、公務員試験の中から、作文試験についてお話したいと思います✨
作文試験の目的
公務員の仕事をするにあたって、基礎的な国語力や文章力・論理的な思考力をみると共に、受験者自身の個性や社会に対する考え方をみるために行います。
作文試験の内容
出題される課題は様々ですが、大きく分けると以下の3パターンに分類されます。
@社会常識や客観的判断が問われる課題
→新聞ニュースなどで取り上げられる社会情勢や環境問題について自分の感じた事を述べ、社会常識と思考力を見るもの。
A表現力・描写力が問われる課題
→夢、友情、やさしさなど抽象的なもの、また音楽、趣味、旅など具体的ではあるが形のないもの、どちらも想像力と表現力を要するもの。
B職業に関して個人の抱負が問われる問題
→志望理由や将来の抱負、自分の信条、職業観など、個人の考え方を見るもの。
作文試験の評価ポイント
評価のポイントは、大きく分けると以下の4つに分類されます。
@課題に対する内容の適合性(テーマにふさわしい内容か)
A構成力(全体の段落構成や、論旨の展開)
B表現力(表現のわかり易さや簡潔さ、明瞭さ)
C国語力(用字や用語、漢字や仮名の適切さ)
※採点の方法は、各試験によって異なります
作文試験の攻略法
@作文のルールを把握しよう
→文体や句読点・カッコの位置、仮名と漢字、数字の使い方、字数制限など、文章を書く上でこれらのルールが守られていることが合格答案の最低条件です。
A過去出題テーマを研究しよう
→志望先のよって、出題テーマも異なります。志望先の試験において過去にどのようなテーマが出題されたかを知ることが重要です。
B時事問題等の知識を吸収しよう
→作文を書くためには、知識・情報も不可欠です。日頃から新聞やテレビで、環境問題、国際化、少子高齢化問題等の時事問題をチェックしておきましょう。また、警察官試験では、犯罪に関するテーマも頻出です。犯罪の低年齢化や最近の犯罪動向などについてもチェックしておきましょう。
C実際に書いて、第三者に見てもらいましょう
→作文を書く力は書くことで伸び、評価を受けることでさらに伸びます。実際に書いてみて、それを人にチェックしてもらう練習を繰り返しましょう。
D読むことも大切な学習
→他人の文章を読むことは、表現力を豊かにし、語彙力を伸ばすことに繋がります。日頃から新聞の社説やコラムを読むことも効果的です。
以上のポイントを踏まえ、志望作で作文試験が出題される方は、しっかりと準備しておきましょう!
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